ソラ:
ハイ、「週刊夏井塾TV」今週もはじまりました。
今回は、ウソが私たちの生活に及ぼす影響について、教えて頂きたいと思います。
今週もよろしくお願いします。
塾長:
よろしく宜しくお願い致します。
ソラ:
聞くところによりますと、デイケア施設についても共産党がデマをチラシに書いていたということなんですが…
< 老人が危ない? >POINT!
塾長:
共産党がですね、選挙が迫った時期のことなんですけど…。
三多摩(東京都の西部エリアの呼称)のある市でお年寄りの方が、1週間毎日来てもらっていたヘルパーさんが4日だけになってしまい、また、訪問看護の看護婦さんも来なくなってしまった。という事で、薬を飲み忘れてしまったと。こういう状態の中でデイケアの施設に行った時に倒れた、という事があったんですね。それが結構な記事で報道されまして。
で、それに引っ掛けてですね、「日野市でもしばしば起こしているんだ」と、こういうチラシを書きました。
事が事ですから、どういうことだという事で、市の担当の部長がですね、実際に施設に調査に入りました。で、施設長も含めてですね、「そういうことは一切ありません」「あれば報告します」という話なんですよ。これは、もしも報告を怠ればですね、国の法律、政令などでですね、厳しい制裁があるんです。そのくらい大変な事ですから、非常に真剣に皆さん取り組んでいる。私も心配してですね、聞いて回りましたけど、一切そんなの無いんですね。
ソラ:
まったく無かったと。
塾長:
無かったと、もうはっきり断言していました。
ところが、バタバタ倒れているなどと言われると、親を施設に預けている人は「うちが預けている施設はどうなんだろうか?大丈夫なんだろうか?」という風に思うでしょうし、 ということは、施設で一生懸命働いている人たちが、バタバタ倒れているってことを隠して報告していないっていう風に疑われるってことですからね。実際に不審の目で見られたというのは事実なんです。
ソラ:
それはそうですよね。
塾長:
ええ、事実です、事実です。
で、その嘘により失った信用をですね、後で回復するというのは、なかなか出来ないんです。だから、そのまんまウソが定着しちゃって、今でも(施設運営が)いい加減なんじゃないかという風に思っている人がいるんですよ。
悪質ですね。こんな風に不安を煽ってね、「親がどうなっているんだろう」「施設はどうなっているんだ」ってね、不安になりますよね。
施設で働いている人はみんな、本当に一生懸命やってくれていますから。
うちの親もお世話になっていますけど、本当に、ここまでやってくださっているんだと実感しているんです。そういう所でこんなデマを言うなんて、現場の人たちに対しても本当に失礼ですよ。
ソラ:
デイケアにまつわるウソもとても心配なんですが、「市立病院の小児科が無くなってしまう」というデマもあったそうですね。
< 小児科が消える? >POINT!
塾長:
ちょうどこの頃ですね、東京もそうなんですが、千葉や埼玉でも、実際に小児科の先生がいなくなってしまって、対応不足という不安がですね、マスコミで報道されていたんですね。
そんな時、共産党が「市立病院はどこへいくのか?」っていうチラシを撒きまして、そこに「小児科が無くなる」とかですね、そういう風に書いたんです。 それでですね、(そのチラシには)日本共産党とは書いていないんですね。「市立病院を研究する会」と書いてある。
ソラ:
共産党とは書いてなかったんですか?
塾長:
書いてないんですが、そこ(「市立病院を研究する会」)の代表者というのは共産党の党員で、いつも中心になって共産党のチラシを書いている人の名前が入っています。
市立病院というのは、市民の税金で市が経営しているわけです。それをそういう風にする(小児科が無くなる)っていうのは、市長の裁量、責任に係わる問題となるわけです。市長に配慮がない、せっかく作った病院なのに市内の子供たちの面倒見ることが出来ない、ということで(市長に)ダメージを与えるのが目的でやったんです。
ソラ:
行政がちゃんと働いていないというような印象操作…
塾長:
いないと(思わせたわけです)。
ソラ:
でも、そのようなウソは実際に調べてみれば、すぐにバレますよね。
塾長:
バレますよ(笑)。実際に市立病院(の小児科)はその時、運営、稼働していましたからね。稼働して、ちゃんとスムーズに動いているっていう現実がずっとあるわけですよ。
ソラ:
そうですよね。
塾長:
だから、彼らもこのウソが使えないなって風になって来て、ちゃんとスムーズに行っていることになったら(世間が認識したら)、今度は自分たち(共産党)が、一般会計予算から病院を手厚く財政的に支援するような運動をやって(予算を)付けたんだって。市立病院がスムーズにいっているのは自分たちがさせたんだ、というチラシを作って出しましたよ。
ソラ:
ということは、それはよく言うマッチポンプというやつですね。
塾長:
ええ、そういう事です。
更に今度は「市立病院をもっと良くする会」なんて作っちゃって。
それで「皆さん!」って、何が何だか訳わからない。(あきれ顔)
< 生理的な不安を狙う >POINT!
塾長:
共産党のチラシを良く見てますとね、人間の生理に訴えるような所で勝負する場合が多いです。子供の健康の問題、病気の問題、それから市立病院での今回の小児科の問題でもそうだったんですが、その後に出てきたのは、「産婦人科が無くなるよ」「機能しなくなるよ」というもの(チラシ)を撒いた。
人間の健康や病気についての不安に彼らはワザと狙いを定める、っていうのが手ですね。
ソラ:
不安を煽るという事ですね。
塾長:
そうです、不安を煽って、不安を定着させる。
人間のその生理的な部分にまで沁み込ませてしまう、っていうのがね、彼らのやり方。
塾長:
そうですよね。その謎を今でもね、私ね、ずっとね、追及してますよ。ずっと追及してます。
ソラ:
しかもそれが、ちゃんと機能していると分かると、自分たちが予算を付けて良くしたんだと。
塾長:
良くしたんだという風に言ってますよ。言っているし、書いてますよ。
塾長、そうした共産党が、「他の人たちがキチンとやっていることを、自分たちの手柄にしてしまう」という事について、次回詳しくお聞かせください。
塾長:
そうですね、具体的な事例がありますから。
ソラ:
それでは皆さん、共産党のウソやデマに騙されないように、我々もしっかりしないといけません!注意していきましょう!それではまた、次回よろしくお願いいたします!
塾長:
よろしくお願いします。
次回、夏井塾「第5講/ハイエナもびっくり!実績を横取りするウソ!」乞うご期待!!
実はね、共産党の人が一番根っこの部分ですさまじく本質が出ちゃうのは、相手の人の人生を非常に粗末にするんですよ。いろんなチラシを見ると、その自分たちの一人ひとりの仲間に対しても非常に人権軽視。
夏井塾人間の生理に訴えるような所で勝負する場合が多いです。子供の健康の問題、病気の問題、それから市立病院での今回の小児科の問題でもそうだったんですが、その後に出てきたのは、「産婦人科が無くなるよ」「機能しなくなるよ」というもの(チラシ)を撒いた。
夏井塾共産党のチラシには、鮮明に見てもらえば分かるんだけど、いつ、どこで、誰が、何を、誰に対して、どういう風にやったかっていう、まさに5W1Hの法則で見るとね、共産党のチラシの嘘がね、はっきり分かる。
夏井塾「共産主義革命をやるか、やらないか」という立場の違いなんですよ。「お前たちは資本主義の立場に立っている(から」」って言う立場…物の考え方の違いなんです。これは究極ですよ。
夏井塾共産党はまず人々に被害者意識を植え付ける。根拠の無い被害者意識を植え付けるという、そういうテクニックを持っているということですね。
夏井塾共産党は国民を主人公となんて思っちゃいませんよ、思っちゃいない、バカにしきっている。だから対話の政治をして政治を変えるなんて発想もないし、それから国民、市民をそういう風に見ていますから、
夏井塾ウソのなかで、健康や安全にまつわるものほど罪の重いものはない。4月に市長選挙を控えた2005年1月と2月、共産党系の窪田之喜候補は「平和と緑のまちでくらしたい/日野市民の会」の名で、
コラム日本共産党・日野市議団は、「平和と緑のまちでくらしたい/日野市民の会」の名で2005年1月から6回にわたり、「市が福祉や教育の予算を削り、市内の公立学校の校舎はボロボロ」なる記事を掲載したチラシを配布した。
コラム日本共産党がチラシにウソやデマ情報を掲載する事件は、止まることを知らない。2005年10月には「学校の予算削減で、学校現場の備品費、消耗品費は毎年削られてきました。
コラム