週刊夏井塾

第10講「日本共産党の騙しのテクニック!-前編-」

塾長挨拶
特 別 編1011

ソラ:
はい、みなさんこんにちは。夏井塾TV始めたいと思います。
わたくし塾生のソラです。今日もよろしくお願いいたします。


塾長:
これも共産党のチラシで、やはり今回の選挙(第25回参議院選挙)の時に出ましたね。大企業の法人税減税に我々庶民が払う消費税の増税分が、全部そっくりそっちに行っちゃうんだ、とこういうチラシをずいぶん撒きました。
この消費税の増税というものが、教育の問題をはじめ全方位型の社会保障制度の充実に充てていくんだ、というにもかかわらず、それを嘘をついて、法人の大減税に充てられるんだっていう大嘘。
要するに、私たち(庶民)にね、被害者なんだっていう意識を持たせるために、色んなチラシをですね、様々な形でやってきてます。


< キーワードは「被害者意識」>KEYWORD!


塾長:
共産党に人が絶えずやっている典型的な例が2つありますけど、ひとつはこれですね。


ソラ:
「アメリカいいなり、もうやめよう」とありますね。


塾長:
この「いいなり」ということを見ていくと、「アメリカいいなり」がね、昔からずっと選挙公報でもどこでも、至る所で絶えず出てきます。


ソラ:
なるほど。


塾長:
で、これともうひとつは「大企業いいなり」というやつですね。


ソラ:
はい。


塾長:
この二本柱が、これを無くさなければ私たちの不幸はこれからもずっと続くし、子供の代もこの不幸な状態が続くんですよ、というメッセージをですね、彼らは絶えずそれを発行しています。
共産党のチラシを見ると、そういうチラシで、じゃあ何をしたいのかってなると、怒り、憎悪というものをそのチラシを読んだ人にどれだけ与えていこうか、これに満ち満ちたチラシがいっぱいあります。
ですから、怒りを持たせる、それも本能に近い心の奥底に沁み込むような嘘をつくために、土台としてやっています。で、その後に、じゃあ何が起きるかっていうことになれば、それはもう、対話の政治とか何とかっていうあれじゃありませんから、暴力的な対話拒否の道筋になるんだな、ってことを実感しています。


ソラ:
塾長に見せて頂いた共産党のチラシを見ると、スローガンの作り方が非常に巧いなと。


< 「許さない」を連呼 >POINT!

塾長:
共産党は「許さない」という言葉が大好きで、「許さない、許さない」、それはそうですよね。怒りを絶えず共産党本部から注入されて残っているわけですから。
その先は何かと言ったら「許さない」になるわけですよ。
共産党のチラシには、もう小さいのも大きいのも「許さない」のオンパレードですよ、ずーっと。
普通「許さない」って言葉は我慢に我慢を重ねて、それで出てくる言葉ですよね。


ソラ:
そうですね。


塾長:
そこのところを解っていて、被害者意識というのを定着させて、頃合いを見計らって次に出す言葉っていうのが出てくる。
で、今回(の参院選挙)は、「安倍辞めろ」っていうところに表現されている一句ですよね。


ソラ:
そうでしたね。


塾長:
そこを冷静に見てその言葉を発していくんで、我々も無防備だと、どんどんどんどんそれ(巧妙なスローガン)が入って来て、そういう風な現象を見ると、そうでなくても皆さんつらい中でもいろいろしっかり頑張っている中で、被害者意識を絶えず植え付けられていく、無意識の中に植え付けられていくという作業は、これは巨大な仕掛けですよね。
要するに、同じことをですね、何十回、何百回、何千回、何万回、何十万回繰り返すというのが方針なんですよ。
要するにヒットラーはですね、あの、同じ言葉を何遍も何遍も何遍もね、もう何万回も言ったというんですよ。で、そのヒットラーはじゃあどこからその戦術を取り入れたかっていうと、レーニンからなんです。


ソラ:
洗脳に近いと。


塾長:
洗脳ですね。で、それを人によってはレッテル張りって言うんですけど、まさにね、レッテルを張り続けるんですよ。で、そうすると無意識の層まで沁み込んできますから。
だから共産党の文句を見るとですね、「許せない」てこともたくさん入ってくるし、「反響」っていうやつもいっぱい入ってくるし、あの、「自民党いいなり」、「資本家いいなり」、「大企業いいなり」ってやつもたくさん、絶えずね、あの出てきます。それが彼らの大きな戦術です。


< 騙されないために >POINT!

ソラ:
解りやすいスローガンを何度も繰り返して、意識をひとつの方向に持っていくというテクニックを、良く解って使っているということをなんですね。


塾長:
ええ。要するにレーニンの教えをですね、ヒトラーは熟読して、それを応用して真似したわけですから。で、その戦術ってものは、今のその共産主義運動の中では、それはもう常識ですよね。



ソラ:
なるほど。それで後で嘘がバレても、いずれ人々はそんなことをすぐに忘れてしまうよと。


塾長:
という風に愚民意識を持っていますよね。


ソラ:
持っているんですね。


塾長:
ええ。忘れるという事をね、非常に大きなね、彼らは武器にしていますから。
私のようにね、共産党のチラシをずっと何十年も集めてね、丹念に分析したらね、その傲慢さ、不遜さ、人間が人間に対する粗末さ(粗末な扱い)、そういうものが如実にくっきり見えましたね。
見えたから私もこうやってお話ししているわけですけれどもね。


ソラ:
嘘に騙されないという、そういう心構えをできちんと持ち続けないと、いつ騙されてしまうかわからないな、という風に思いますね。


塾長:
そうですね。改めて言いますけど、共産党のチラシを見るとね、全部被害者意識で出来ているんですよ。
あなたは国民と言われているけれども、蔑ろ(なにがしろ)にされているよ、国民としてなんて扱いを受けていないよ、という具体的なチラシを出す。


ソラ:
はい。


塾長:
国会やなんかでも、あれだけね(政府は)ルール無視してやっているじゃないか、国民のあなた方はどういう風に思うんだ、っていう風に被害者意識を出させる。
福祉の制度も良い面は一切言わないで、悪い面でこんなになっちゃったよという風に言う。しかも現実には起きなくても、将来年金が2万円、3万円減っちゃうんだよって、不安を煽るような、これからの被害が出てくるんだってことを言う。
そういう被害を受けるんだっていうチラシでね、みんな満ち満ちてますよ。


ソラ:
そうですね。


塾長:
ええ。満ち満ちてます。
ですから、そういう点から言うと、私たちはそれを如実に見破ってですね、共産党は何故こんなにチラシを出すのか、何故こんなことを言っているのかっていうことをですね、問いただしていくことが必要ですし、詳しい人にお話を聞くということもね、私は大事だと思いますね。


ソラ:
今日のポイントは、共産党はまず人々に被害者意識を植え付ける。根拠の無い被害者意識を植え付けるという、そういうテクニックを持っているということですね。
今日も塾長ありがとうございます!また詳しいお話を次回お聞きしたいと思います。
ありがとうございました。


塾長:
ありがとうございました。

< キーワード:被害者意識を植え付けられないよう注意せよ!!>KEYWORD!


次回、夏井塾「第11講 日本共産党の騙しのテクニック!-後編-」乞うご期待!!


日本共産党の正体とは何か|夏井塾

序「塾長からのご挨拶」

皆さんこんにちは。夏井あきおです。私、十年ぐらい前まで日野市の市会議員を24年間務めまして、退職して約10年になります。

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第1講「子供を盾に不安を捏造!」

そういう不安をね、与えていく手法って言うのはね、人間としてやっちゃいけないですよ。だから私は結論として、共産党は手段を選ばないと…。

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第2講「賞味期限切れデマ!そもそもデマ写真!!」

ですから、共産党の方のね、対話なんか見てますとね、全部ね、沈黙なんですよ。沈黙というのは拒否なんですよ。対話拒否なんですよ。

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第3講「目的の為なら、身内も差し出す!」

実はね、共産党の人が一番根っこの部分ですさまじく本質が出ちゃうのは、相手の人の人生を非常に粗末にするんですよ。いろんなチラシを見ると、その自分たちの一人ひとりの仲間に対しても非常に人権軽視。

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第4講「風評被害狙った悪質なデマ!」

人間の生理に訴えるような所で勝負する場合が多いです。子供の健康の問題、病気の問題、それから市立病院での今回の小児科の問題でもそうだったんですが、その後に出てきたのは、「産婦人科が無くなるよ」「機能しなくなるよ」というもの(チラシ)を撒いた。

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第5講「ハイエナもびっくり!実績を横取りするウソ!」

共産党のチラシには、鮮明に見てもらえば分かるんだけど、いつ、どこで、誰が、何を、誰に対して、どういう風にやったかっていう、まさに5W1Hの法則で見るとね、共産党のチラシの嘘がね、はっきり分かる。

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第6講「他人の成功は認めない!」

「共産主義革命をやるか、やらないか」という立場の違いなんですよ。「お前たちは資本主義の立場に立っている(から」」って言う立場…物の考え方の違いなんです。これは究極ですよ。

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第7講「法律無視の共産党選挙活動!」

それが悪い事だと分かっていながらやるっていうのはね、やはり共産党の結党以来の体質があるのだと思います。

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特別編「参議院選挙リポート!まとめ」

第25回参議院選挙の結果を皆さんと確認する番組をお送りしたいと思います。さてこの結果がどういう未来を作るのか!

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第8講「日本共産党の脱法選挙活動!(前編)」

どういう風にやれば脱法して捕まらないかというノウハウの本があるんです!作戦をもって、知恵を出してやっているのが彼らですよ。

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第9講「国難すら利用する日本共産党のウソ!(後編)」

政治家が、市民国民を票で見るようになったら、堕落ですよ。そんな国民は愚かじゃないですよ。

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第10講「日本共産党の騙しのテクニック!(前編)」

共産党はまず人々に被害者意識を植え付ける。根拠の無い被害者意識を植え付けるという、そういうテクニックを持っているということですね。

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第11講「日本共産党の騙しのテクニック!(後編)」

共産党は国民を主人公となんて思っちゃいませんよ、思っちゃいない、バカにしきっている。だから対話の政治をして政治を変えるなんて発想もないし、それから国民、市民をそういう風に見ていますから、

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日本共産党の正体|夏井あきお(夏井明男)

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今回お話しさせていただきたいのは、私は「政治のウソ」ということをずっと追求し続けています。日本共産党のチラシの中で、

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日野市の玄関口である日野駅はかつてより1日約5万人の乗降客があった。しかし、長い間、駅前に公設トイレがなく、

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